埼玉県南部を活動の拠点にしている愛護団体です。

キイロちゃん病院へ行く

TOPICSにもUPしましたが、3/15(日)に予定していた島忠大宮本店での譲渡会は中止が決まりました。

 

 

まだまだお客様は少なめな譲渡会ですが、少しずつ定着していけるよう毎月がんばるつもりだったのでとても残念です。(T_T)

 

 

もひかん王国さん、SONA・DORASさんのメンバーさんとお会いできるのも楽しみにしてたのになぁ。

 

新型コロナウイルスで世の中ガラッと変わってしまいましたね。

 

 

会社まで徒歩1分なので満員電車に乗るわけでもなし、一日に会う数で言うと人間より猫の方が多いような私の生活では、新型コロナウイルスなんてどこか他人事のように思っていましたが…

このような形で自分にも関わってこようとは。

 

 

どうか早く収束する日が来ますように!!

 

 

3/7(土)、代表と共にキイロちゃんの『電気化学療法』を受けられる病院に行ってきました。

普段お世話になっている病院の紹介で、国内腫瘍内科学の権威である先生に診ていただけることになったのです。

 

 

「権威」と聞いてかなり緊張しつつ診察室に入ったのですが、キイロちゃんに声掛けする先生は底抜けに優しくて、でも飼い主(保護主)に対してはすさまじいほどのオーラで今後の診察について説明をしてくださいました。

 

 

 

私たちの頭の中には
「扁平上皮癌は完治が難しいガンだから、キイロちゃんが苦しくなく穏やかに過ごせる時間を一分一秒でも長くしたい」と、すでにあきらめが混じった考えがありました。

 

 

でも先生は違ったんです。

 

 

 

キイロちゃんは当初、人間に触られるのを嫌いシャーシャーと威嚇していました。

でも代表の細やかなお世話のおかげで、強制給餌もできるようになったし、撫で撫でもできる、とても穏やかな猫さんになったんです。

 

「ここまで人馴れしてキイロちゃんもがんばったんだから、こちらもがんばらなきゃね!」といくつかの選択肢を提示してくださり、いっしょに考えてくださいました。

 

 

やれることはまだいっぱいある!

 

 

もちろんキイロちゃんのガンはかなり進行しているわけで、楽観はできません。
でも先生があきらめてないのだから、できる範囲内ではあるけれど私たちもいっしょにがんばろう!という前向きな気持ちに変わりました。

 

 

さっそく入院して電気化学療法の準備に入る予定でしたが、その前の内臓スクリーニングで貧血が発覚!

 

 

まずは輸血が必要だということになり、代表のうちの保護猫さんと我が家の保護猫さんを1にゃんずつ連れてきてクロスマッチを見て、合う方から採血する段取りになりました。

 

我が家からは五右衛門くん。

 

代表宅からはむぎちゃん。

 

一足先に病院についた五右衛門くんでクロスマッチもOKということで彼から供血してもらうことになりました。

 

五右衛門くん。6.6Kgのビッグサイズ。PCVも48%とバッチリ。

 

 

 

私、猫の爪切りをこの格好でする先生を初めて見ました。(≧▽≦)
普通は診察台の上で、アシスタントさんの保定で爪切りしますよね?
まるで自分ちの猫の爪切りしてるみたいじゃないですか?

 

「権威」はどこまでも猫に優しかったです。(*^-^*)

 

さて、輸血のために一度仕切り直し。
今日3/9(月)に再度、キイロちゃんは入院します。
キイロちゃん、がんばるんだよ!!